みなさん、こんにちは!miですっ。(@mi0305)
中米、北米で約4カ月のスペイン語留学の間、2度のホームステイを経験しました。
グアテマラのサンペドロララグーナでしたホームステイのメリット、デメリットを詳しくご紹介していきます。
料金や手続きなど
トータル2カ月程のホームステイです。
料金は1週間で約9748円(シャワー、トイレ共同)、1日3食付き(日曜日は無し)
もっと詳しく学費や生活費を知りたい方はスペイン語留学の費用を大公開しているこちらの記事を読んでみて下さい!メキシコの情報も載せています!
ホームステイを始める前に学校でアンケートがあります。ペット、食事のアレルギーの有無、小さな子供がいる家庭でも良いか?など聞かれました。
私は特になかったので、全部大丈夫と伝えましたが、苦手な事がある場合は事前に伝えておきましょう。
学校に家族が迎えに来てくれて家まで一緒に行きます。私の家族は英語は話せなかったので最初から全てスペイン語!緊張で家までの道のりがものすごく遠く感じました。笑
家族
私のお世話になった家族は、お父さん、お母さん、娘が3人、おじいちゃんの6人家族でした。その他に留学生は1〜5人程度。
スペイン語圏のはずなのに、家族のスペイン語は第二言語です。家族の第一言語はツトゥヒル語(Tz’utujil)です。マヤの末裔で彼らは2つの言葉を使い分けています。
私達、外国人にはスペイン語で、家族や街の人と話す時はツトゥヒル語で話します。秘密の話しや子供を怒る時はツトゥヒル語が良く使われていました。笑
グアテマラにはツトゥヒル以外にも少数民族がたくさん住んでいます。彼らはオリジナルの言語で話し、それぞれに違いがあるようです。
3歳と5歳の娘達が私の良い先生でした。子供が苦手でなれけば小さな子供がいる家庭もおすすめです。彼女達と遊びながら学べる事が本当にたくさんありました。
部屋
部屋は2種類から選べます。
シャワー、トイレが部屋に付いているかor共同かなんですが、料金が高い方はもちろんシャワー、トイレ付きです。
私はどちらのタイプの部屋にも泊まりましたが、別々をおすすめします!
シャワー、トイレ付きは自分のペースで入れるので楽ですが、日本家庭の様に風呂場に換気扇などはありません。トタン屋根、壁はコンクリートです。部屋によっては窓も無いです。
雨季の時期は湿度も高くジメッとする事が多いので部屋に湿気や匂いがこもります。毎回、掃除をお願いするのもめんどくさかったです。
私は部屋が湿気でベタベタするのが許せなくてシャワー別の部屋にしましたが、こちらの方が湿気もなく快適でした。
※シャワーの温度は日本に比べて低めです。夜入ると気温が下がっているのでけっこう寒く、家族は日中に入っていました。ガスではなく電気なので、停電になると水シャワーです。
部屋には勉強机があり、宿題やブログを書くのに毎日使っていました。
後、ドアには鍵も付いているので人の出入りが多かった家ですが安心でした。
部屋の外にはハンモックがあり、見晴らしが良いので毎日アティトラン湖を屋上から眺めるのが日課となっていました。
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食事
お母さんやお手伝いさんが、毎日3食作ってくれます。
出される時間は大体決まっています。
朝食7〜8時
昼食12〜13時
夕食19時
朝食、昼食は学校の授業時間によって少しづつずれる人もいますが、基本的にはみんなで一緒に食べます。
家族は両親のどちらかは必ず食卓にいますが、幼い子供達は別で食べる事が多かったです。
煎れたての自家製コーヒーと毎日、朝と昼に薪をくべて焼いてくれるトルティーヤが好きでした。シンプルに塩とレモンをかけていただきます。
冷めるといまいちですが、焼きたてはナンみたいでおいしかったです。
食事は野菜が多く、ベジタリアンやビーガンフードにも対応しています。お肉は8割鶏肉です。週に1回魚や牛肉のメニューがあり、豚肉は食べない家庭が多いようで1度も出ませんでした。
少しだけ、1日のメニューをご紹介します。
【朝食】
クレープ、フルーツジュース、コーヒー
【昼食】
野菜たっぷりプレート、トルティーヤ
ごはん、鶏肉と野菜のトマト煮込み、トルティーヤ
【夕食】
トスターダ(トルティーヤの揚げたものにフリホーレス、卵、粉チーズを乗せたもの)
カモテのスープとフライ、トルティーヤ
夕食は量は少なめ、スープやフリホーレスで簡単に済ませる事が多いです。その代わり昼食はボリュームたっぷり!!朝食は外国人が好きなメニュー(パンケーキやクレープ)が良く出ました。
私の家では、フリホーレス(インゲン豆を煮たもの)は週に1回くらいしか出ませんでしたが、家庭によっては週3回くらい出る事もあるようです。私はそこまで嫌いではないですが、日本人は苦手な人が多いようです。
お母さんは、私達外国人に気を使ってくれパスタや中華料理の様なものなど、バリエーションが多かったので飽きる事無く、手作りのサルサソースやフレッシュジュースも大好きでした。
多分、街でも裕福な家庭だったのでヨーグルトやシリアル、ハーシーズ(どれもサンペドロでは高級品)など、輸入品も多かったです。
ホームステイ代が安い学校に行くとより現地の一般家庭の暮らしに近い質素な食事(フリホーレスやグアテマラ料理)が多く出てくると思います。それが悪い訳ではないですが、ある程度長い期間滞在するなら食事のストレスは少ない方が良いと思います。
アクティビティ
学校では夕方アクティビティが行われますが、家でも夕食後は毎日1時間程、みんなで話す時間がありました。
家族はマヤの末裔だった為、マヤ暦の話や薬草学、グアテマラのコーヒー農園の話など、どれも興味深くて私は好きな時間でした。意見を求められる事も多く、最初の頃は全く話せなくて大変でしたが、最後の方は少し参加出来る様になっていて嬉しかったです。
それ以外にも私はお母さんと朝買い物に行ったり、お父さんのコーヒー農園に行ったり、娘達の学校行事の参加や隣街のお祭りに出掛けたり、休日の午後に娘達にお菓子作りを教えたりと本当に家族と寄り添った生活を送っていました。
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家族と密な生活をしない学生もたくさんいましたが、私は家族の文化を知るのが楽しかったので大体誰かと共に行動していました。
洗濯
洗濯は基本的に家では出来ません。
理由は水は配給制で週に2回しか来なく、とても大切なので、留学生はランドリーを利用するように言われます。
ランドリーは1リブラ(450g)約100〜150円です。これはメキシコなどに比べてかなり高額です。水不足が影響しているのだと思います。
450gって本当に少しです!セーター、Tシャツ、下着などであっという間、出来るだけ乾きやすい軽い服がおすすめです。
お願いすれば、手洗いをさせてくれるお家もあるようですが、手洗いに慣れていないとけっこう大変です。サンペドロでは手洗いが普通なので洗濯機がある家はほぼ無いと思います。
サンペドロの水不足、洗濯事情や街の様子などはこちらの記事で紹介しています。
掃除
各家庭のルールがあると思いますが、私の家は全て家族やお手伝いさんがやってくれていました。
私は一切やりません。
洗い物もやらなかったです!
ベットシーツは週1回交換してくれ、その時に部屋の掃除(掃除機は無いのでモップで拭き掃除)もしてくれます。布団は言えば交換してくれますが、言わないとそのままです。私は自分のタイミングで干したり洗ったりしていました。部屋のゴミは廊下に出しておけば毎日捨ててくれました。
門限やルール
ホームステイ生活でルールや門限など耳にした事は無いですか?
しかし、家族に聞いてみたけど、これといったルールはありませんでした。。。夜とか飲みに行って遅くなるのはやめた方が良いかな?とか思っていたのですが私が思っている遅い時間と家族の遅い時間が違っていて、サンペドロの人は夜型なんだなぁーと思う事がよくありました。
例えば、夜23時から家族で出掛けるとか(小さい娘達も一緒)、お祭りの時は深夜1時とかに3歳の娘と踊りに行ったり、13歳の娘は夜22時頃から友達と遊びに行っていなかったりします。バイクに乗っていたりもします。
日本だと、禁止する事が多いですが、この街では誰も気にしていません。
お店も閉店時間は決まっているのかいないのかよく分からず深夜でも開いています。パン屋なんて夕方からしかパンが並びません。そんな少し日本の感覚とずれているサンペドロですが、そこもまた面白いなと思いました。
ホームステイをする事でグアテマラの文化に触れて毎日が新しい発見の連続です。向き不向きがありますが、私はホームステイして良かったなと思っています!
この記事が参考になればうれしいですっ♡
¡Hasta luego!